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ITU Telecom Worldで見える政府・企業の技術フォーカス 5GとIoT
14 min readSep 21, 2019
どうも、極度妄想(しなさい)です。
今年の9月8日から技術的なミーティングでの通訳の人員が足らなくなったという都合を受け、ハンガリーのブダペストで行われたITU Telecom Worldに参加するチームに同行しました。
(ハンガリー自体も凄く面白いのでそこの話は本文一番下の「#ハンガリーについて」に書きます)
さて、ITUとは何でしょうか?
ITUは国連の一組織である国際電気通信連合であり、100年以上前から通信に関する世界標準を規格化している場であり、技術と政治が混ざる非常に特殊な場所です。
ここには各国官庁の方やインフラ企業の人が調査・交渉にやってきていました。日本だとITUの名前は頻繁に聞くわけでもないですが、発展途上国などインフラが整っていない国ではITUへの認知度と信頼は絶大であり、関わっているかどうかは導入決定の大事な要素になります。
Expoでは沢山の展示とイベントが開かれていましたが、目立つ特徴として3つを感じました
①5Gが主題 ②欧米少ない ③中国の存在感
①5G技術へのフォーカスが多い
5Gは2019年内に規格が世界標準化される予定で、実用化も始まる予定だそうで、主なフォーカス・トピックは5Gのようでした。
5Gには2つの特徴があります。…